美大受験生の1日って結構謎に包まれてる気がします。総合大学の受験生だと予備校の合格体験記に1日の使い方が載っていたりしますね。そこで今回は美大受験生はどんな1日を送っているのか紹介していきたいと思います。あくまで筆者の場合ですが、美大受験を考えている方の参考になると嬉しいです。

美大受験生の1日

美大受験生の一日

7:10 起床

朝食・洗面を済ませます。

7:45出発

家を出ます。一限目に小テストがある日は参考書を読みながら駅まで行きました。危ないのでやめましょう。
電車は混んでいて座れないことが多かったので、画像収集アプリPinterestで色彩構成や立体構成の参考になる作品を見たりしていました。

8:35 学校到着

早く起きるのが苦手だったのでギリギリの時間に学校に到着していました。荷物を急いで机の中にしまい、ホームルームを聞きます。

8:50始業

センター試験で受験する科目の授業はしっかりと聞いていました。それ以外の授業は美大受験とは関係の無い絵をノートに描いていました。
世界史の授業のとき、資料集に載っている名画や建築を見るのが楽しみでした。世界史の資料集は小さな美術館です。これは本当。
授業の前に行われる小テストは合格点を取るのが難しく、合格できないと補修になったため、休み時間中は小テストの勉強をしていました。

12:10 昼休み

持ってきたお弁当を友達と一緒に食べます。食べ終わった後は友達と絵の話をしたり、携帯でゲームをしたりしていました。この時間が学校生活の中で一番リラックスできる時間でした。

13:20 午後の授業開始

夕方からの画塾に備えるため午後の授業は寝ていることが多かったです。

15:50 授業終了

ホームルームと掃除をして学校をでます。もう画塾で今日の課題のテーマが発表されていたときは移動中に構想を練ったり、講評会のときにとったメモを見返します。

16:20 本屋に寄る

画塾の最寄駅に到着します。授業開始までまだ時間があるのでこの日は近くにある本屋に寄ります。この本屋は画集や奇書がたくさん置いてあったのでよく立ち読みしに行きました。
別の日には画塾の近くを散歩したり1つ前の駅で降りてコロッケを買ったりしました。
画塾に行くのが辛くなったときもこの時間のおかげで少し余裕を持つことができました。

17:20 画塾到着

授業開始時間の10分前に着いて課題の準備をします。パネルに水張りをしたり、紙を近くの画材屋に買いにいきます。17:10くらいからちらほらと教室に人が現れ始めます。

17:30 授業開始

先生から課題の説明を受けたあと、もくもくと課題をこなします。誰一人として喋らず、張り詰めた空気が流れます。

20:00講評会

作品を前に並べて講評会をします。まず、先生から課題のねらいが説明されたあと、一人一人講評を貰います。別の課題をするときに参考になるかもしれないので他の人の講評もしっかり聞きます。なるほどと思った点や改善点はメモします。
多くの美大受験生にとって、講評会は一日の中で一番嫌な時間です。(感じ方には個人差があります)画塾によっては講評の厳しさから、泣いてしまう人もいるらしい…。

20:30 授業終了

作品の写真を撮った後提出します。もし作ったものが立体構成だったら解体します。立体構成がうまく出来た時は愛着が湧いてしまうので、持ち帰ってしばらく家に飾ります。
作品を持って電車に乗ると間違いなく周りの人に変な目で見られます。美大を受験する人は覚悟しましょう。

頼むから席を一つ空けて座らないでくれよ(´・ω・`)

画塾が終わると1日が終わったような気持ちになります。

21:10 夕食・入浴

夕食を食べて入浴します。

入浴中は倫理・政治経済や生物などの暗記系科目の教科書を読んでいました。
お風呂の時間はリラックスしているので勉強に抵抗がなくなり、暗記もしやすいです。
すきま時間を活用していきましょう。

22:10 センター試験の勉強

家で勉強する時間は入浴中とこの時間のみです。この時間では国語や理科の計算問題などの解くのに時間がかかる、かつ頭を使う科目を中心に勉強します。

これは平日のある1日です。
筆者は平日に週3回、日曜日に1回画塾に通っていました。画塾の無い日は帰宅してから寝るまで勉強していました。
日曜日は7時間画塾にこもりっぱなしで気が狂いそうになったので、朝は余裕を持って出発して、喫茶店に行って一息ついていました。帰宅後は勉強していました。

画塾前の喫茶店についてはこちらの記事に詳しく書いています↓

画塾に行きたくないときは推しの喫茶店をつくろう

いかがでしょうか。
思っていたより勉強の時間が多いと感じませんか?
そう、美大受験生には学科(=勉強)もしっかりとしておく必要があるのです。

美大受験に勉強は必要

美大受験は実技が全てだと思っていませんか?それは大きな思い違いかもしれません。現在、ほぼ全ての美大で実技試験と学力試験(=学科)が行われています。
国公立美大では一次のセンター試験が、私立美大では独自の問題がそれにあたります。学科試験は実技試験が思うようにいかなかったときのいわば保険なのです。
国公立美大の中でもセンター試験の得点が占める割合の高い京都芸大では、実技6割(750点)学科4割(500点)です。
京都芸大のセンター試験も含めた合格ボーダーは大体6〜6割半なので、最低でも合計750点は欲しいところです。

センター試験が3割(150点)なら実技8割(600点)

センター試験が5割(250点)なら実技6割半(500点)

センター試験が7割(350点)なら実技5割弱(400点)

センター試験が8割(400点)なら実技4割半(350点)

これで学科の重要性がわかったでしょうか。

また、点数の出方が極端な京都芸大の入試で3科目200点を取るのは至難の業です。そんなテクニックのある人は画塾のパンフレット掲載待った無しです。センター試験1割だけど実技で各250点近く取って京都芸大に合格した人もいるようですが、これは極端な例なので最低でも6割を目指したいものです。

まとめ

美大受験生はとにかく時間がないです。今画塾に通っている人はわかると思いますが、作品を一つ作るのにはとても体力が要ります。

忙しい毎日の中で画塾と勉強を両立するコツは隙間時間を活用することです。

お風呂の中で勉強するのは特におススメです。

明日からぼーっと見ている携帯を単語帳に変えてみましょう!